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2026年6月 4日 (木)

「妄想」から始まる

「妄想」から始まる

 

この前の日曜日、喫茶店で面白い話が出た。

 

ここのマスターは81才。

 

昨年、奥さんが亡くなられたので一人で経営。

 

地域に根差したお店なので常連が多く、

その日も常連で一杯だった。

 

ある話から年配の女性が

マスターは女性を相手にできますか

と訊いた時に

「気持ちは動く」

とニヤ笑されたのだ。

 

これで一同爆笑して終わったのだが、

何事も「妄想」する事って大切だと思った。

 

「妄想」を調べると

 根拠もなくあれこれと想像すること。

・とらわれの心によって、

真実でないものを真実であると誤って考えること

・根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、

事実や論理によって訂正することができない主観的な信念

とあった。

 

まぁ、最後の「主観的な信念」の域になると

「妄想」が「暴走」となりかねないが、

しかし、人が動く時に「よいイメージ」を描くと

励みとなって良い結果に結びつきやすいのだ。

 

改善の世界に「改善の4人衆」があり

・トンでもないことを言い出す人

・それをデキルとヒラメク人

・そのヒラメキをトコトン実践する人

・その実践を横展開する人

という4段階なのだ。

 

これを「妄想」に当てはめると

「トンでもないことをデキルと考える」

と言い換えることが出来る。

 

例えば、コンサルタントに依頼するのも

「依頼すればうまく行く」

と妄想する事が根源にあるのが事実だ。

 

「他力本願」という言葉があるが、調べると

「本願」とは、阿弥陀さまから、

この迷える私たちすべてに向けられた

「必ず救う」という切なる願いのことです。

そして、その願いが、ただの思いに留まらず、

実際に私たちの上に届き、

私たちを変化させていく、そのはたらきを「力」、

すなわち「本願力(ほんがんりき)」と言います。

とあった。

 

すなわち、コンサルタントは何かの「術」で

「必ず救う」と期待されているのだ。

 

経営資源は「人・物・金」というが

最近は「情報」がプラスされることが多いので、

私に依頼されること(妄想)は

「情報」をうまく作成して「売上」に貢献する

という事と理解している。

 

診断士は補助金、社労士は助成金を活用して

例えば、補助金で設備投資して近代化を図ったり

助成金で労働環境を改善したりするが、

それが、最終成果につながるかと言えば、

書類作成の代行だけに終わることが多いのも事実だ。

 

「伴走型」と言うが、

「トンでもないことをデキルと考える」と請負って

自らの「術」で貢献するには「一点」でしかなく

その「一点」が良くなることで全体が引き上げる

という真の意味で経営者の「妄想」(悩み)を解決する

ということが至難の技になる。

 

現実的には、

「そのヒラメキをトコトン実践して横展開する」

という方を見出すことがポイントなのだが、

意外に、そういう人材が見つからないのだ。

 

私も創業して31年になるが、

お客様の中に「そのヒラメキをトコトン実践して横展開する」

人材を育成できたかと問えば、

「そうだ」と言えるのは極僅かなのが事実だ。

 

しかし、長くお付き合いできているという事実もあり、

そういう点では「妄想」に伴走できているのかも知れない

と振り返っている。

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