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2022年9月30日 (金)

コバンザメの引っ付く相手が変わって来た

あるカバン製造メーカーの方の話。

従来、流通を通して製造販売していたが、卸元の条件が厳しくなって来て下請けを断ったそうだ。

その代わり、別の機会に知り合った会社を通して人気ユーチューバーにOEM提供するようになったそうだ。

フォロワーが100万人を超える芸能人。

共同企画でカバンを提供したら初期ロットが10分もしない内に完売との事。

コバンザメだが引っ付く相手が変わって来た。

OEM提供だと企画から参画できるので「遣り甲斐」も違うそうだ。

従来のメーカー・全国卸・地方卸・販売店というルートでは利益が少ない上に売れなくなってきた。

ユーチューバーのブランドを活かしたカバンを作るのでユニーク性が出る。

ペルソナ(客層)を明確に出来るメリット。

昔から、コバンザメ商法があったがSNSの時代のビジネスモデル。

これからの時代と思った。

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2022年9月28日 (水)

新しい「習慣」化

私は6年半前に健康診断で大動脈瘤が発見されて、半年毎の検診で経過観察していました。

8月の診察の際に「毎年、1ミリずつ大きくなっている」と驚かされて「手術」を決断しました。

10月13日に入院して、翌週の17日・18日の2日間に分けて手術します。

術後の生活の為にアドバイスがあり「歯磨き」の習慣化を勧められています。

理由は人工血管と取り換えるのですが、人工物なので細菌が付着しやすいとの事です。

その対策として、感染症リスクを少なくする事と歯磨きの2つを言われています。

ともかく、発熱したらすぐに医者に行き対応する事が基本です。

その一つに歯があり、歯が痛むと即治療との事です。

歯の予防の為に1日4回の歯磨きを習慣化するように指導されています。

朝、昼、晩、就寝前。

歯ブラシ・歯間ブラシ・舌ブラシの3点セット。

細菌対策ならリステリンなどが有効かと歯医者に訊くと「余り期待できない」と言うので「イソジン」と訊くとOKだった。

今まで、歯茎が腫れたらイソジンの原液を綿棒で幹部に塗って自分で治療していました。

就寝前の歯磨き時にうがいをするようにしています。

約1ヵ月経過したので、この習慣は身に付いたように思っています。

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内心「うちの所為ではない」

パソコンのCPUが32ビットから64ビットに性能アップしているので最新のパソコンに切り替えたら今までのアプリでトラブルが頻発。

アプリを64ビット対応に変更するには付随して使用するエクセルなども切り替える必要がある。

ハードやソフトを対応しても環境面でもトラブルが出ています。

既存システムを部分的に最新に切り替えるとこのようなトラブル。

大手のソフト会社はソフトを納入する際に環境面をチェックして全面的に更新する傾向があります。

費用的には高価になりますが、トラブルのリスクは大幅に減少するメリットがあります。

LANのルーターなども変えるので総替えの状況。

弊社はお客様のシステム部的ポジションでサブシステムを担当しています。

例えば、大手からのEDI発注データを受信し、そのデータを活用して現場作業が自動化できるRPA的サブシステムを提供しています。

ある現場でお客様がパソコンを追加したら最新の64ビット機だったので、まず、アプリ面でトラブルが発生して緊急対応。

それが終わって一段落したら、バーコードの反応が遅くなったという状況が発生。

機器のトラブルかと思ったが従来のままデータの位置が32ビット機にあったので64ビット機を移行して対応。

個々にトラブルを解消するハメに。

現場は困るのでハード提供の会社に言わず、ソフト対応している弊社に頼って来るのでハード面でも渡り合う必要がある。

遠隔操作でアプリは対応できるが、ハードは問題把握するにはハード毎に切り分ける必要があるので現場の方に依頼して作業する必要がある。

応急処置を施しながらハード面の改善を待つ状況。

そんなストレスを受けながら対応している。

内心は「うちの所為ではない」と思いながら・・

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2022年9月26日 (月)

「知足」と「3つの’不’」

人は誰もが自分にない物を求める本質があります。

しかし、個性があり「足りない物」が違ってきます。

他人と比較すると相手のよいところばかりが見え、自分に欠けている点を不足に思うようになる。

それが発展の素。

多くの人にあって「足りない物」を経験する事が大切で、これを通して「縁・運・つき」に繋がる。

一方、「知足」という言葉がある。

これは老子の三三章の「自勝者強、知足者富」から出ている。

直訳すると「自分に勝つ者は強い、足りるを知る者は富む」となるが、「足ることを知ること。自分の持ち分に満足し安んじて、欲張らないこと。」とされている。

つまり、自分の分を弁えて、それ以上のものを求めない事となる。

確かに、私のように老齢の域に入ると必要な事柄。

もう、他人と比べる必要がなくなっているのだ。

確かに、ベースの生活が確立しているので必要限のことは充足して不自由はない。

しかし、それでは発展がなく惰性になる。

やはり、適度な不足が必要だ。

改善の視点で「3つの’不’」(不足・不満・不便)があるが、これらを裏返すと発展の素になる。

「積極的不満」は青年の証左。

心の若さを言うならば「3つの’不’」を失ってはいけい。

 

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2022年9月22日 (木)

インサイドワーク:「この指とまーれ」

Photo_20220922105201 左掲はリーダーが「この指とまーれ」と掲げたが誰も振り向かない状況のイラストです。

誰もが公私の中で「この指とまーれ」を実践する経験があると思います。

しかし、家族ですら「この指とまーれ」が思うように行かない現実があります。

ましてビジネスの世界では誰もが忙しいので尚更難しいのです。

実は「この指」が自分にとって「甘い」ものなら即座に寄って来ます。

例えば、「今晩、奢り宴会」とすれば賛同者は多くなります。

同じように、「成果が苦労せずに出る」と分かれば「この指」が活きて来ます。

マーケティングやブランディングも同じです。

社員の方はフィールドワークに一生懸命なので、生半可な「この指」では見向きもしてくれません。

弊社は、このような経営者の悩みを解消するインサイドワークで支援しています。

企画をつくりキラーコンテンツ化をするエッジの利いた表現でFaxDMを実践してレスポンスで社員や仕入先などを巻き込む戦略です。

この巻き込む戦略にも「この指とまーれ」という絞り込む事がポイント。

この絞り込みが不十分だとレスポンスが悪くなります。

これを反復してブランディング戦略として「社員」「仕入先」「お客様」を巻き込む支援をしています。

インサイドワークが欠如すれば焦点がボケて「この指とまーれ」が出来ない。

この大切なインサイドワークで貢献しています。

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2022年9月21日 (水)

良い決断をするルーチン

羽生永世九段の対談記事の最後に「良い決断をするためのルーチンはあるか」があった。

会社の机などに「未決」「帰決」の箱を置いていると思う。それと同様に、生活の中で、決定を先送りしているものが多くなればなるほど、どんどん迷いが大きくなる。懸案事項を可能な限り少なくしておくことを心がけている。

この事は「エントロピーの法則」でも指摘されている。

物事を放置するとゴミ屋敷化するのです。

テキパキと処理して行く事は「葉隠れ」でも「些事優先」と言っています。

大きな懸案事項に意識を奪われがちですが、自分一人では解決できないなら、まずは些事から片付けろという教え。

些事を後回しにして失敗する人が多い。

あるお客様は朝に見積依頼を頂いて気分良く帰社してメーカーに問い合わせたら次に来た女子営業員がメーカーに問い合わせたので「先決優先」で対応してもらえず失注したという例がありました。

ホンマ、「後回し」はロクな事がないと戒めています。

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直感・読み・大局観

産経新聞の対談記事で羽生永世九段『決断へ「直感・読み・大局観」』と題して語っていた。

まず、「直感」と「ひらめき」の差は「直感はWhyを語れるもので、感覚的なものはひらめき」と定義している。

次に、「読み」は9x9のマスがあるので論理的には80の可能性があり、3手読みで「自分が指す手」に対して「相手の手」「それに対応する自分の手」を考えるのが基本との事です。

これをパターンを変えて読むので長考となるとの事です。

これでは結論を出しにくいので「大局観」が必要になるとの事。

「大局観」は積極的に仕掛けるか否かであり、決めればその手を中心に考えるので無駄な時間を省けるので「大局観」が必要との事。

「直感」x「読み」x「大局観」が三本柱。

そして、「長考に好手なし」だそうです。

ポイントは「3手の読み」。

自分の指し手、相手の返し手、返し手への対処手。

そして、2手目「相手の返し手」が最重要との事。

想定外の手を打つのが藤井竜王という事。

AIでも想定外になり混乱する。

人生は「かけひき」ですが「思うように行かないのが恒」と心得ておく事が大切。

自分の思うように展開する時ほど「スキ」が出るので注意が必要という事。

ホンマ、「好事魔多し」。

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2022年9月12日 (月)

私のアナザースカイ

「アナザースカイ」はTV番組を通じて若い人に知られているとの事。

日本のカタカナ語のようで意味は「第二の故郷」「あこがれの場所」との事です。

「故郷」や「場所」がるように単に観光地という訳ではなさそう。

ネットでは文書例として

・窮屈な今の環境を飛び出して自分にとってのアナザースカイに向かって旅を始めたい。

・僕にとってのアナザースカイは人生を変えるきっかけになったインドだ。

がある。

私は27年前に経営コンサルタントを目指してサラリーマンを辞めたが「経営コンサルタント」が職業としてアナザースカイだったのかも。

「あこがれ」では何も生まないので船井総研の客員経営コンサルタント養成学校で船井流を学んだ。

本来ならトヨタ方式の経営コンサルタントを目指したかったが名前がビッグなので中小企業には不向きだったので小売の船井総研を選んだ。

中小企業のマーケティング手段としてFaxDMを選んだ。

ともかく、紆余曲折を乗り越えて今日に至っている。

そういう意味では人生を変えるキッカケは船井総研の客員経営コンサルタント養成学校だった。

毎週、金曜日の晩に船井総研で学んだ。

夜中まで仲間と語り合った事もあった。

なつかしい。

そうや、やっぱり船井総研の客員経営コンサルタント養成学校がアナザースカイやったんだ。

そう思う。

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マーケティング対策:脱「馴化」

マーケティングは定期的に行わないと結果によって意欲が薄れ実行しなくなる傾向があります。

従って、結果が出るように工夫するのですが、その工夫にも限界があります。

定期的に発生すると規則性を掴み予測する傾向も生まれますが、「馴化」と言いますが「馴れ」が生じ「安心感」で反応が鈍くなります。

このような「馴化」による弊害を防止する工夫が必要です。

例えば、ティーザーキャンペーンで少しずつ情報を小出しするなど期待感を誘発する工夫や、特価セールのようなイベント性をもたせる工夫などを行ないます。

筆者は「ずばり・うれしい・待ち遠しい」の3要素を取り入れる工夫をしています。

「ずばり」・・情報の本質なので大きく表示する事がポイント

「うれしい」・・使って喜ぶ姿が描けるように表現(写真・図表)がポイント

「待ち遠しい」・・プレゼントの他に先着〇〇名や締切などを設定する事がポイント

これらの3要素を情報に織り込むのです。

特に、「待ち遠しい」は難しい場合が多い。

 

 

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2022年9月10日 (土)

本物マーケティング:CSからCXへ

昨日のタナベ経営のマネジメントレターに井上裕介氏の記事「良質な「体験」の提供が生き残りと成長の鍵」があった。

CS(顧客満足)の時代からCX(顧客体験)の時代に変化しているという記事。

SNSではすでにSIPSと言われ「体験」が伝播することが主流になっている。

また、「モノからコトへ」と言われて久しい。

しかし、卸売業では「物」が中心で「コト」(サービス)は難しく、特に、専門的な分野は苦手。

ポストコロナに向けて「新価値創造」が急務の課題。

弊社が提供する「到達系」はHPとFaxDMで行なう「インサイドセールス」。

Jpeg_20220910094201  左掲は、弊社のお客様のFaxDM。

「付加価値サービス」を提案。

つまり、ベース取引の基盤を利用して「新価値」を提案しています。

当初は商社などから提供される情報を顧客に提供していました。

しかし、回を重ねる毎にお客様に「コト」(サービス)が浸透して事例が誕生。

写真と「5割コストダウン」とシンプルにアピール。

この表現でお客様の関心を呼び記憶に残り蓄積されます。

Jpeg_20220910094301 左のように、月1回の発信ですが140回になっています。

ほぼ12年。

この積重ねで信頼を得てブランド化しています。

つまり、井上氏のいうCXは顧客体験価値顧客価値単価ロイヤルカスタマー数リピート率に近づいています。

「顧客価値単価」:提案サービスの単価と粗利率

「ロイヤルカスタマー数」:「コト」(サービス)を提供したお客様数

「リピート率」:平均提供回数

と換言できます。

弊社の「本物マーケティング」となっています。

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2022年9月 9日 (金)

「物を大切にする」パート2

8月31日に「物を大切しない会社は人を大切にしない」を書き「〇〇し倒す」を紹介しました。

今朝のテレビで「33才で1億円を貯めた」という話を紹介していた。

「我慢」をする節約はリバウンドするとの事。

最低限のムリのない生活スタイル。

当然、自炊との事。

ベースの生活スタイルを確立したら、給料が上がった分を貯蓄という構図。

確かに、余った分を貯蓄は良い方法。

しかし、貯めた1億円をどのように活かすのかが課題。

TVで紹介したので周囲も気づきます。

いろんな誘惑が来ます。

どのような「大志」を持っておられるのか分かりませんが、                                       ぜひ、未来に向けてお金を使って欲しいと願います。

俗人の私には「1億円」はムリですが、それなりに蓄えたが相続した実家をリフォーム出来た。

お陰で自宅・事務所・実家と3軒を所持。

これらが息子や孫の礎になったらと思います。

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1日10回の感動 パート2

8月26日に「1日10回の感動」を書きました。

その続編です。

あれから食事の際に「味わう」ように心がけました。

食材の味、調味料の味。

するとおいしさが倍増という感じに。

小さな感動って言いますが、まず、自分が受容する事ができないとダメと気づきました。

これって、人間関係でも同じですね。

相手を受容しないと良い関係にはならない。

池上さんのように「いい質問」という事。

そう言えば、女性陣の会話を聞いていると「聞く」がポイントで、それについて深める事は少ない事が分かりました。

「そうなんや」「そだね」・・

相手の方も立派な人と受け止めれば、少々の事でも受容できます、

相手を変える事はできないので、変わって頂くしかないのです。

受容しながら「巻き込む」というスタイル。

そう言えば、サラリーマンの時に「積極的傾聴法」って教えてもらった。

こっちが前向きに聞けば、相手もこちら側へ向かって来るという原理。

ホンマやなぁと再確認。

 

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2022年9月 6日 (火)

「価値共創」

弊社の顧問税理士(TKC会計事務所)からセミナーの案内が届きました。

10月31日なので参加はムリですが、魅力ある内容です。

案内では講師は一般社団法人日本金融人材育成協会会長 森 俊彦氏でテーマは「中小企業経営者・金融機関・税理士による価値共創」とあります。

紹介文には金融機関が融資だけでなく本業支援にコミットしようと判断するとき、企業に求めるものは「経営者ぼ“誠実さ”“やる気”“キラリと光るもの”」の3つとあるとの事です。

「誠実さ」や「やる気」は当然でありますが、難しいのは「キラリと光るもの」です。

「価値」を創って行くためには確かに重要なポイント。

「キラリと光る」=「何かに燃えている」と解釈すれば、私もそうですが自信を無くす状態の方が多いのではないかと思います。

情熱を燃やす「何か」。

これがポイント。

やっぱり、難しい。

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