物を大切しない会社は人を大切にしない
サラリーマン時代はトヨタ系販売店に勤務してトヨタ物流改善を担当していた。
改善を学ぶ中に「物を大切しない会社は人を大切にしない」があった。
創意工夫して機械や道具を長く使うという教え。
トヨタ系販売店にいたから、現場では「2回目の車検を受けさせるな」をキーワードに営業支援システムを構築してOJT活動していた。
当時はクルマの性能が進化中だったから、このキーワードにも正義があった。
今のジャパネットのように下取で買いやすくする為に中古車の販売力を高めた。
それまでは中古車部はむしろ赤字部門だったが、下取車を自社で販売するようになって年間1億を利益を出す部門になった。
この収益性で高く下取をできるようになった。
実は、今朝の産経新聞の記事に物価高騰の対策法に「〇〇し倒す」というのがあった。
靴を履き倒す、服を着た倒すという具合。
物を大切にする視点の一つに、靴なら修繕やメンテ、服なら着回しやメンテ・リメイクなどもある。
中には少し高級な物を買ってリセールするもあった。
人の立場によって視点が違う。
私は「もう1回」という言葉を大切にしている。
「もう1回」「もう1回」と思って大切に使う。
そんな風に心がけています。
これによって「自分」を大切にして、余力を「人」に分配できています。
こんな「利他の精神」を実践しています。
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