「今日の食い扶持」と「明日への蓄え」
私は平成6年(’94年)に船井総研の客員経営コンサルタント養成学校に通いました。
講師は宮内先生が中心でした。
宮内先生の言葉に「今日の食い扶持と明日への蓄え」がありました。
私は実際に船井総研の日報から「今日の報告」と「本日のルール化」の2つがある事を学びました。
「今日の報告」=「今日の食い扶持」
「本日のルール化」=「明日への蓄え」
と直感したのです。
船井総研の方々を見ていると「本日のルール化」を報告だけに済まさずにメモして自分の資料にしている方が出世されていることを発見したのです。
私はIBMから学んだ「知識データベース」の考え方を実践しており「資料」=「明日への蓄え」としています。
現在はデータ化して自社開発の文書管理システムで保存していますが、ともかく、残すという習慣が身についています。
これらの「経験」から俯瞰して新しい「ルール」が生まれ「信念」として来ました。
「信念」=Σ(経験、実績)。
つまり、成功もまずまずも失敗も経験であり、その中に「実績」として誇れるものがあると考えています。
やはり、人間ですからうまく行く事ばかりではないのです。
実際には悔しい思いから学ぶ事が多いのです。
お客様の「明日への蓄え」は「案件」・「新製品」・「新技術」・「新サービス」としています。
「商品・技術・サービス」で「案件」を生み出し「受注」するという構図。
ドラッカー先生は「マーケティングとイノベーション」と言うが、私はベースの「経験」と「実績」が担保で「新規」が出来ると考えています。
ベースからかけ離れた「事業再構築」は課題が多くあると実感しています。
まずは「ベース」、そして「事業再構築」という構図。
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