私は、昭和50年にIBMのオフコンを導入して頂きバッチ処理からシステム開発を始めました。
当然、売上統計や給与計算も行いましたが、「クルマが売れるコンピュータ」として第一号のシステムは「車検はがき」でした。
当時はオイル・ショックで売上が半減していたのですが、「とっちゃん、顔の知らない客が車検に来る」と嬉しい悲鳴を聞くほどにサービス部門の売上が伸びて前年比150%となる効果を出したのです。
この時に「郵便屋さんが営業してくれる」と実感、忙しくなれば現場の「やる気」が増すと実感したのです。
約20年、「クルマが売れるコンピュータ」という使命を果たすべくシステム開発しました。
最後はコンピュータと連動した電子交換機をつかったテレ・マーケティングでした。
4人のスタッフが車検はがきのフォローコールしたら、これからセルシオを買いに行くという情報を掴んで営業所にフィードバックしたらアリストが売れたという逸話まで生まれました。
その後、関連会社のIBM特約店に行き営業を担当したのですが、この間、会社には日本LCAのDIPSを導入して「羅針盤」というソフト開発、自分はトヨタ方式では敷居の高いお客様が多いので船井総研で客員経営コンサルタントの勉強に自費で参加しました。
平成7年に独立して「Faxちらし・3段活用マーケティング」を武器に事業を始めました。
「車検はがき」を「Faxちらし」に。
そして、HPとQRコードで連携するようになり、最近はメール販促です。
電話帳データからキーワードで対象データを抽出して、そのデータをWebチェックしてURLをとり、関数変換でメールアドレスを作り出し、それを一括送信を行うバッチ処理。
メールなのでレスポンス率は低いが量でカバーして、お客様に貢献しています。
私の人生はバッチ処理が一つのキーワード。
70を超えて楽しんでします。
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