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2020年2月27日 (木)

片桐機長を思い出した。

昨今の景況は急激な変化で戸惑っている。

昨年来のトランプ大統領発の米中貿易戦争で、じんわりと影響が出ていたが、1月に発生した中国発の新型肺炎で急激に経済活動がドロップした。

インバウンドを当てにしたホテルが倒産のニュースが出ている。

京阪神でも電車がこまなくなった。

例えば、民泊が流行り始めているが、インバウンドが激減しているので影響が大きいように思う。

実際にお客様の様子を見ていても、去年は米中貿易戦争で少し影響が出てじんわりと売上に影響が出ていたが、ここにきて買い控え心理が働いて在庫補充のベース活動に大きく影響が出ている。

’82年の日航機が羽根田沖で墜落した片桐機長の逆噴射事件を思い出した。

着陸態勢で推力を絞っている上に逆噴射なので急激に降下して墜落。

速度た高度が低かったので大惨事ではあるが、助かった方が多かったのが幸いだった。

「買い控え」を「逆噴射」と見るのは少し違うかもしれないが影響的には同じ。

皆が「買い控え」心理が働いて急激に経済が鈍くなるのだ。

日航機は高度が低かったので墜落したように、企業の蓄えによって倒産の憂き目になる。

一つの倒産から連鎖するのは伝染病と同じ。

PCR検査ばかりを野党が攻めているが、政府の金融対策の方もより重要と思う。

昨日、商工会議所の方と雑談の機会がありましたが、助成金や補助金の相談電話が増えているそうです。

銀行から見放された企業が多くなっているので、そうなのかなと思った。

いずれににしても、自分が連鎖倒産の引き金にならないように各企業が生き延びる事が重要。

そんなことで「片桐機長」を思い出しました。

 

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2020年2月26日 (水)

納税

12月決算なので納税して来ました。

お陰様で黒字。

でも、税金を払うとなるとまとまった金なので結構辛い。

これ、ホンマ!

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エントロピーが蓄積

熱力学にエントロピーという言葉がある。

情報では「乱雑さ」という事、つまり「散らばる」という事。

私は、妻に先立たれたのでエントロピーを蓄積しやすい。

この状態から脱出しなければならない。

改善の入り口は「5S」という事、整理・整頓・清掃・清潔・躾け。

「整理・整頓・清掃」がスタート台。

まずは「清掃」の習慣から。

「清掃」をすると「乱雑さ」が浮かんでくる。

「乱雑」になった場所を「整理・整頓」する。

つまり、要るものと不要に仕分けることが「整理」。

「整頓」はいつでも使えるようにする事。

「断捨離」、つまり、物を買うと同じ量を捨てる習慣が重要。

これが難しいからドンドン物があふれる。

ホンマ、買うのは簡単やけど、捨てるのは難しい。

実感。

でも、スイッチを入れる。

気合を注入や!

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2020年2月25日 (火)

事実の多面性

今朝の読売新聞で中国の体制病を指摘している。

武漢市の市長は「地方政府は(中央から)権限を与えられて初めて発表できる」と言ったと書いている。

そして、最後に各レベルの幹部が恐れることなく事実を公表でき、迅速に最善策を取れる危機管理システムの構築を言っている。

しかし、事実は厄介なものである。

見る側で事実が変化するのだ。

こんな厄介なものを迅速に公表しろと言われても「拙速」を恐れるのは人情だ。

ホンマ、事実は見る側によって多面性があることを理解しておかねばならない。

日常でも「押しつけ」にならない配慮が大切だ。

私は基本は「一緒に」だと考えている。

「一緒に」を出来ない事を言わない主義。

少し物足りないかも知れないが「自分が出来るか否か」を基準としている。

ホンマ、良い事でも失敗すれば結果的に悪い事になるのだ。

悪い事にならないように自分が動けることが大切だ。

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2020年2月24日 (月)

「5ゲン主義」と「真理」

改善の言葉に「5ゲン主義」がある。

現地・現物・現実・原理・原則。

「ノモス」(混沌)の状態から「原理・原則」に基づいて「ノモス」(秩序)を求めるのだ。

しかし、「原理・原則」は絶対的なものではない。

うまく行っているようでも何かが起こっているのだ。

その何かが起こった時に「原理・原則」に沿って原因追及するが、範囲外のことがあるのだ。

「3分議論して結論でないなら、即座に現場に行け」という。

つまり、立場で議論しては平行線なのだ。

現実は一つ。

だから、現地・現物・現実が大切なのだ。

「事実は命令する」という。

現場で再現すると事実が浮かび上がってくる。

それが大切だという。

つまり、原理・原則が重要だが「真理」(コスモス)ではないのだ。

「真理」は永遠に遠のくもの。

うまく行っていると油断してはならない。

「真理」とのギャップが積み重なっていると覚悟する必要がある。

「カオス」→「ノモス」→「コスモス」の関係なのだ。

「コスモス」は永遠に遠のくので「ノモス」は一過性に過ぎない。

そういう覚悟が常に大切だ。

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2020年2月23日 (日)

脱ぬるま湯体質

今週(21日)のタナベ経営のメルマガで経営コンサルティング本部コンサルタントの佐久間昭光氏が

「うちの会社では、日々の小さな変化を非常に重視している。これを僕は『明るい自己否定』と呼んでいる。常に軽い気持ちで現状を否定して、新しい取り組みができるように、自己否定を悪いと思わない社風をつくっている」 「明るい自己否定の社風づ くり」は、挑戦してみる価値が大いにあるのではないでしょうか。 」

とある下着メーカーの事を書いておられます。

『明るい自己否定』

OODAやPDCAなどの言葉を知っていても、なかなか、実践できない。

現実の変化に気づいて修正する事がキー。

言葉がどうあれ「現実」への対応の仕方。

余り先の事を言っても実現性に乏しい。

小さな会社は目先のことを乗り切って、その中で「未来」をつかむしかない。

『明るい自己否定』を実践しよう。

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2020年2月21日 (金)

百均の掘り出し物

今日、お客様の近くのダイソーへ少し時間があったので寄ってみた。

じゃがいもの芽をくりぬく道具を探しに。

ずばりはなかったがりんごの芯をくりぬくのがあった。

ついでに探すと「だし巻き」器があった。

たまご1個に水15ccと出汁の素小さじ1/3.

これらをよく混ぜ、電子レンジで約1分半。

結構、うまく出来た。

ホンマ、だし巻きが気楽に作れるようになった。

ほんま、掘り出し物。

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2020年2月18日 (火)

人生初の迂回ルート

今朝、本町のお客様へ出かけた。

いつものように地下鉄御堂筋線の天王寺駅へ。

改札口で駅員が何か言っている。

訳が分からないので、とりあえず改札をタッチして中に入った。

そして、駅員に聞くと止まっているとの事。

もっと、ハッキリと言えよと内心思ったが、どうしたらよいかと訊いた。

もう一度、タッチするとキャンセルになるという。

そして、地下鉄の谷町線へ行った。

谷町線で谷町4丁目で中央線に乗り換えて堺筋本町へ一駅。

しかし、普段、使わないので道筋が分からない。

少しあるくと久宝寺町と表示があるので逆方向と分かった。

戻って遠回りした分、少し遅刻。

電話してあったので、お客様も理解してくれた。

原因は、心斎橋駅で異臭騒ぎだったとの事。

今まで電車で不通になったケースがなかった。

一度、JR大阪駅で際どい時があったが、何とか停車していた超満員の電車に飛び乗って京都へ行った事があった。

迂回ルートや立往生はなかったので、人生で初めての経験。

これも人生経験かな。

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2020年2月17日 (月)

自主的近代化

中小企業家同友会の理念のトップに「自主的近代化と財務体質の強化」がある。

事業として黙々と進める事が基本だが、脱マンネリを講じる必要がある。

一般的に営業会議などを実践しているが、殆どはPDCAに終始している。

時流観をチェックして具体的に実践を支持するケースは少ない。

例えば、SNSが普及してB2Cで有効と分かっても着手する事が稀である。

なぜなら、未来に向けて種を撒いても実る確率が低いからである。

また、当初から構えて大きい目標を立てるので壁が高いという事もある。

試行錯誤と言うが、これを繰り返すことが大切である。

だが、現実は、うまく行かないので中止して、そのままというケースが多い。

自主的近代化への投資・・これが課題。

意外に小額でできるケースが多いので、やる価値がある。

次の成長戦略につながる投資。

ちょっとした出会いの場、それが100回のうち、どれだけヒントが出るかが重要だ。

いいヒントに出会った際に、即、動けるような財務体質にしておく事が重要だ。

どれだけ「ポケット・マネー」として楽しめるかが重要だ。

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2020年2月14日 (金)

「気づき」で人生が変わる

昨日から京都で行われた中小企業家同友会の全国研修会に息子が参加した。

参加費は2万3千円で、その他に一泊二日の旅費も自己負担。

所属支部の方々と民泊をしたので宿泊費は3千円だった。

でも、トータルでは3万円ほどかかっている。

この研修で息子が「何」を学んだかがポイント。

一つでも「学び」があれば、安いものである。

「縁・運・つき」と言うが、やはり、人との接触から始まるのだ。

よい人と出会って、よい運をもらい、それを「つき」に変えることが重要だ。

単純なことでもよいから実践して自分を変えて欲しいと思う。

「成功の方程式」では「心」⇒「行動」⇒「習慣」⇒「人格」⇒「天命」とつながっている。

「習慣」となって人生を切り拓いて欲しいと思う。

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2020年2月10日 (月)

スカイプとリモートビューワーの組み合わせ

遠隔地の方にパソコン関連のトラブルで役立つのがスカイプとリモートビューワーの組み合わせ。

うちはチームビューワーの有償版を使って遠隔地のPCに接続しています。

これだけで問題解決ができるケースが多いですが、新しいソフトの使い方などを教えるにはスカイプを同時に使います。

スカイプは画像と音声で会話できるので、遠隔地に導入したソフトを立ち上げて、その画面を共有しながら、しかも顔を見ながら説明指導しています。

便利な機能です。

 

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2020年2月 7日 (金)

新型肺炎発の経済不況

新型肺炎の拡大が進んでいる。

湖北省の発表だと「死者は前日から69人増え618人、感染者は2447人増え2万2112人になった。」という事。

中国全土で3万人を超えたとの事。

日本でもクルーズ船の乗客から新たに41人の感染が判明して計61人、感染率は2割を超えている。

まだ、日本では死者は出ていない。

水際作戦が功を奏している。

武漢の場合、蔓延してから対策したので病院が追い付かない状況。

インフルエンザのように早期に治療すれば治るとの事。

武漢では、まだまだ、拡大する可能性がある。

これにともなって自動車メーカーが工場再開の目途がたっていない。

自動車関連のメーカーは非常に多いので、日本国内の自動車生産にも影響を与えかねない。

3万点といわれる部品の一つでも供給が滞ると生産できない。

代替調達を検討との事だが、思うように進むだろうか。

自動車だけではなくゲーム機など多くの製品が中国で作られている。

中国経済に与える影響、その余波で世界が受ける影響はリーマン・ショック以上と言われている。

ホンマ、中国が風邪を引いて、世界が重症になる構図。

こんなリスクを腹に入れておかねばならない。

それにしてもリーマン・ショックは金詰まり、今度は物詰まりか・・うーん!

早く終息してよ!と願います。

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2020年2月 5日 (水)

常在戦場を忘れた中国共産党

「常在戦場」は中国共産党の合言葉でもある。

しかし、今回の新型肺炎では「常在戦場」を忘れた感じ。

官僚化した共産党組織は「新型肺炎」への対応が遅れた。

享年、湖北省武漢市で始まった。

その状況に対応をこまねいているうちに取り返しがつかない規模に拡大した。

辛うじて、旧正月の民族大移動前に移動を禁止したので爆発的な展開にはならなかった。

しかし、武漢から移動した500万人がいるそうだ。

これらの方が中国国内で新型肺炎をばらまいている。

おそらく、現在、発表されている数値よりも酷いと思う。

今のところ、日本国内での感染は最小限に抑えている感じ。

リーマン級の経済ショックになるそうだ。

我々は、「常在戦場」を忘れずに身近なことに取り組むのみ。

ともかく、生き残ることを最優先にしたい。

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2020年2月 2日 (日)

「まさか」に対応

新型肺炎の被害が高まっている。

日本国内はそれほどの被害ではない。

政府が水際作戦で防御している。

しかし、人から人の2次感染やさらに人から人さらに人という3次感染が出ている。

多くの人が大阪を含めて移動した後だ。

リスクが増している。

個人的にはリスクに対して手洗いやうがい位で対応している。

もっと、感染するという意識を持つ必要を感じる。

お陰で来週は仕事は社内作業ばかりです。

この間に終息して欲しい。

「まさか」に対応って難しい、

ほんま。

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