片桐機長を思い出した。
昨今の景況は急激な変化で戸惑っている。
昨年来のトランプ大統領発の米中貿易戦争で、じんわりと影響が出ていたが、1月に発生した中国発の新型肺炎で急激に経済活動がドロップした。
インバウンドを当てにしたホテルが倒産のニュースが出ている。
京阪神でも電車がこまなくなった。
例えば、民泊が流行り始めているが、インバウンドが激減しているので影響が大きいように思う。
実際にお客様の様子を見ていても、去年は米中貿易戦争で少し影響が出てじんわりと売上に影響が出ていたが、ここにきて買い控え心理が働いて在庫補充のベース活動に大きく影響が出ている。
’82年の日航機が羽根田沖で墜落した片桐機長の逆噴射事件を思い出した。
着陸態勢で推力を絞っている上に逆噴射なので急激に降下して墜落。
速度た高度が低かったので大惨事ではあるが、助かった方が多かったのが幸いだった。
「買い控え」を「逆噴射」と見るのは少し違うかもしれないが影響的には同じ。
皆が「買い控え」心理が働いて急激に経済が鈍くなるのだ。
日航機は高度が低かったので墜落したように、企業の蓄えによって倒産の憂き目になる。
一つの倒産から連鎖するのは伝染病と同じ。
PCR検査ばかりを野党が攻めているが、政府の金融対策の方もより重要と思う。
昨日、商工会議所の方と雑談の機会がありましたが、助成金や補助金の相談電話が増えているそうです。
銀行から見放された企業が多くなっているので、そうなのかなと思った。
いずれににしても、自分が連鎖倒産の引き金にならないように各企業が生き延びる事が重要。
そんなことで「片桐機長」を思い出しました。
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