平均寿命は毎年改善されており、2017年は女性が87.26歳、男性が81.09歳と長寿化しています。
しかし、問題は「健康」に暮らしているかという事です。
平均寿命と健康寿命の差は2016年では女性12.35年、男性8.84年もあるそうです。
「健康寿命」は「護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間」という定義だとすれば、結構な期間、他人の世話を受けて過ごしている高齢者が多いのです。
母は94才で介護施設のお世話になって約2年になりますが、その施設にはクルマ椅子生活の方が多く、中には、私よりも若い方もいらっしゃいます。
脳出血などで下半身麻痺になられたのだと推測しますので、私は、血圧の管理に注意するようにしています。
私は、男性の健康寿命が大まかに72才なので、あと2年ほど健康に暮らす事ができれば平均並みとなりますので、健康に注意したいと思います。
それと共に「生き甲斐」も大切であり、政府も年金の確保や医療費などの抑制も含めて70才まで働き70才から年金を受給すると月33万円にするという案を発表して再雇用を推進しようとしています。
まず、70才まで働くという事がキーポイントです。
定年して同じ職場で再雇用の形で働くのか、全く違う会社で働くでは大きな違いがあります。
私の亡くなった妻は教師をしていたですが、55才の早期勧奨退職で辞めたのですが、その後、全く違う環境の仕事は長続きせず、産休などの補助教員で働いていた時が楽しそうでしたが、補助教員も候補者が多く1回切りでした。
もともと高血圧の家系だったのですが、62才の時に一人でバス旅行で万座温泉に行き、しかも1月の寒い時だったのでヒートショックで血管系トラブルで自室で亡くなったのです。
たぶん、55才からの生活が退屈で気づかないうちに高血圧を悪化させていたと思うのです。
ストレスには2つのタイプがあり ☆前向きな際に出るホルモンとしてアドレナリンが有名で ☆後ろ向きで耐えているような時にはコルチゾールというホルモンが出る と言われていますが、後者の方が出ていたのかもしれません。
この身近な例を見ても適度に前向きになれるストレス、つまり、経験を活かせる仕事を続ける方が良いのは言うまでもありません。
多くのサラリーマンの方々は定年を迎えて、次の事を用意されていると思いますが、妻の例でみても働くなら経験が生きる、それも元の職場で再雇用の方が望ましいと思います。
しかし、雇われるという意味では完全に自由な訳がないので若干のストレスはあるでしょうが、全く違った環境よりは遥かに望ましいと思います。
私はお陰様で小さな会社を経営して、経営コンサルタントとして現役で頑張っていますので、体力の状況に合わせた仕事に調整しやすいのです。
それでも、お客様がうまく行かない時はマイナスのストレスが溜まるので発散する事が大切です。
幸い、一人カラオケという趣味を持っていますので適度に発散しています。
知り合いの方は貸農園で農作業で汗をかき、その収穫を楽しみにされています。
こんな風にマイペースな労働が一番なように思います。
これからも健康に注意して「仕事、カラオケ、ウオーキング」で頑張って行きたいと思います。
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