昨日、大阪商工会議所南支部の経営サロンがありました。
10数年の歴史のある異業種交流会ですが、2年前から自主運営になっています。
今回は、中小企業家同友会の支部例会で知り合ったスマイルの上石政代さんが3S(整理・整頓・清掃)という永遠のテーマについてお話して下さいました。
3Sというベーシックな話なので盛り上がりました。
改善の世界では「4S」から始まって「目で見る管理」にレベルアップして、その結果、「効率化」という風に組織風土が変わって行くのです。
そのスタート台が上石さんの3Sの習慣化なのです。
目的は「ムダ、ムラ、ムリ」を徹底的に排除する事です。
「動線」というのですが作業する人の動きを分析(IE)する事で、例えば、U字形作業ラインが生まれて1人が多工程を担当するようになるのです。
人件費は目に見えないコストです。
探すムダを排除する、例えば、1人10分/日として人件費が2500円/時間なら
10分x20日x12ヵ月÷60分=40時間
2500円x40時間=100,000円/年
という見えないコストなのです。
ムダにコストを払うか有効化して賞与などに還元するかという事になります。
他にも「ムダ」や「ムラ」が沢山あり「ムリ」が強くなると事故につながるのです。
こういう習慣化で新しい風土づくりをして「儲かる会社」になって行くのです。
経営サロンの後の懇親会も いつもより熱い会話が飛び交っていました。
本当に、実のあるセミナーになりました。
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