月曜日に「3つの’不’」について書きました。
「不足・不満・不親切」の3つなのですが、「不親切」については後日としましたので、今日、それを書きたいと思います・
本来なら「不足」「不満」と来るので「不便」の方が語呂も良いのですが、敢えて「不親切」としているのです。
「不親切」は自分とのギャップと定義していますが、そのギャップの一部に「不便」もあるのです。
しかし、「不便」だと自分が利用する際に感じるギャップに偏るように思うので、相手側に立ってみる「不便」は「不親切」に置き換わるのです。
相手が「不親切」と思うという事に気づくギャップなのです。
黄金律が「汝欲するところを施せ」というように、自分が相手の立場に立って「欲すること」を思い描く必要があるのです。
当然、自分の経験がレベル高くなければ「気づき」はないのです。
よくサービスのレベルを上げるには高級ホテルへ行って学べと言われます。
高級ホテルですから、社会の上層部が出入りするので、サービスは最上級なのです。
私は、新入社員の頃、故福井社長から近所の居酒屋で飲むな、ロイヤルホテルやプラザホテルで飲めと言われたのです。
お陰様で、時々は、自費でランチにロイヤルやプラザに行ったのです。
亡き妻もデートでロイヤルホテルに連れて行きディナーを食べたのを思い出します。
「曇り時々晴れの人生」と言いますが、時たま、晴れの場として、こういう場も良いものです。
妻が生前の頃、ロイヤルホテルではないですが異空間を楽しみに、ちょっと贅沢したものでした。
随分、脱線しましたが「不親切」は自分中心ではダメなのです。
相手のレベル想定を高めることが大切なのですが、これを怠りがちです。
卑近な例ですが、電話でも「会社名」を名乗るだけの企業が多いですが、誰が承ったか、承った内容を復唱するなどの行為が習慣化すれば、お客様からの評判も高くなるのです。
中には、伝言メモを書き忘れ、担当者に伝わらず、催促するケースもありますが、こんな状態はお客様しか分からないのです。
非常に怖い話です。
「不親切」は、日常の中に隠れているのです。
自分たちだけが気づかないだけなのです。
本当に怖い話です。
「当たり前基準」という進め方があるのですが、現状を書き出して、それをどのようにレベルアップするかをお客様目線で考えるのです。
先ほどの電話も3コール以内に出る、会社名と自分の名を名乗る、呼び出す担当者の状況を即座に伝える、要件を承る、復唱する、お礼を言って電話を切ると決めるとサービスレベルは格段と向上します。
まぁ、メモを書き忘れるは論外ですね。
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