相撲は「道」か「スポーツ」か?
大麻事件で3人のロシア人力士を解雇し、北の湖さんは理事長から理事へ、もう一人は親方から年寄りへ降格となった。
今朝の朝ズバで龍虎さんが、今の親方は学生相撲出身者が多いので「スポーツ」感覚だと発言されていた。
「柔」や「相撲」は、元来、「道」というものが背景にあり、「勝つ」という事より「自分を鍛える」という点があったと言える。
ところが、世界中に広まったことにより「スポーツ」化が進み、「勝つ」ということが重視されるようになった。
北京オリンピックでの敗退と「石井発言」が蘇る。
相撲では、「外国人力士排除」という声が高まっているようだ。
秋場所の協会ご挨拶で土俵に登る10人の力士のうち6人が外国人という声も出ている。
日本人のパワー不足の結果である。
解雇されたロシア人の故郷では、若い子の間に「相撲」が普及し始めているとの情報もある。
「スポーツ」なのか「金儲け」なのか、それとも、「道」として自己研鑽なのかという問いがでる。
そういえば、ゴルフは元来「紳士のスポーツ」であり、ルールやエチケットを重んじるものであるが、プロ化が進み「華美」になり、一方、大衆化で「娯楽」になってしまっている。
「紳士のスポーツ」は、ルールやエチケットを重んじた英国流の「道」と思う。
「道」が薄れて「スポーツ」化するのが宿命なのかも知れない。
大相撲も外国人排除という愚挙に出るのではなくて、「スポーツ」という視点に立って「革新」する必要があると思う。
鎖国などは一番避けねばならないことである。
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