変革の4月
私は、毎年4月になると
「変革の4月」
と言って行動を変えようとしています。
何もしないでいると「マンネリ」の中で退化が始まるのです。
そのように陥らないように「変革の4月」と心の中で叫んでいます。
皆さんは、この4月に「何」を変えようとしていますか?
服や靴などを新調するのも良いですね。
「春財布」と言って、財布をこの時期に新調するのも良いそうです。
さて、そういう「物」による気分転換も良いことですが、
実は、私は、サラリーマン時代から
「変革の4月」
という習慣をもっています。
入社2年目に、上司の十河専務(当時)から昭和49年3月のある日
「とっちゃん、もう先輩になるが、何か成長しているか?」
と聞かれたのです。
「ハッ!」としますよね。
グイっと心に突き刺さったのです。
私は、この十河さんの言葉から、
「伸びシロ」
って言葉を思い浮かべたのです。
一年たって、春になり定期昇給で給料をアップしてもらうのですが、
「そのアップ分に見合う『成長』が出来ているか?」
と疑問に思ったのです。
この『成長』が「伸びシロ」なのです。
毎年々々、定期昇給するので「伸びシロ」も毎年々々必要になるのです。
最初のうちは「経験」を積むことで「知恵」もついて来るのですが、
事務系の仕事は、カンタンに済ませば、覚えるのに3日も要らないのです。
「誰でも出来る」ようになっているのです。
これでは「マンネリ」で「伸びシロ」がゼロになり、
ついには、マイナス成長になりかねないのです。
そこで、私の出来る事として
「コンピュータ導入」
という事を心に誓ったのです。
当時のトヨタ自動車は大変なコンピュータ嫌いで
「販売店には、コンピュータ導入は不要」
という方針がありました。
自社だけではなく、天下のトヨタ自動車という高い壁が立ちはだかったのです。
この辺の事情は「すべてはクルマが売れるコンピュータで始まった」をご参照
して頂きたいと思います。
参照:http://www.web-ami.com/cl/002.html
■「壁」を突破する
職業人として35回も「変革の4月」を迎えています。
この間に、私にも色んなドラマがありました。
何度も、大きな「壁」が立ちはだかる時があったのでした。
特に、コンサルタントとして独立してからのドラマは
「波乱万丈」
という表現がピッタリです。
ホントに濃縮された13年間でした。
楽笑さんの「元気の出る本」の66頁に
『桃が割れて桃太郎が生まれるのではない
桃太郎が成長するから生まれるんや
自分が成長しないとその壁は破れない
ほんまでんな 楽笑』
とあります。
私も、「壁」を突破することで大きく成長させて頂きました
★「元気が出る本」(楽笑著 1000円)は、丸十MBAさんのネット通販
http://maluju-mba.com/shop/31_70.html
で購入する事が出来ます。
例えば、この1年間を振り返ると
1)「ネット販促」という事で自社の実験ができた
2)「改善」x「システム」で2社のお客様で喜んで頂いている
3)丸十服装の西川会長の夢であるNewビジネスモデル構築に貢献している
などが上げられます。
「伸びシロ」という面でも充実した「58才」だったと思っています。
私は、今年59才になりますし、会社も創業13年になるという事で
「伸びシロ」
という面では、普通ならば困難になってきます。
私は、お蔭様で社員にも恵まれましたし、お客様にも恵まれています。
今年の「変革の4月」では、
1)丸十MBAのNewビジネスモデル成功への全面的支援
2)京都のお客様の大阪進出の支援
3)大阪のお客様の新システム構築の支援
などでチャレンジします。
特に、1)では、「インキュベーション」という言葉がありますが、
新会社のビジネスモデルに若い有能な人を育成するという目的もあって、
私の経験を活かした手法を開発したいと思っています。
候補になる若い人が出てきていますので、「桃太郎」が生まれるのを
楽しみにしています。
■まとめ
・「伸びシロ」
・『桃が割れて桃太郎が生まれるのではない
桃太郎が成長するから生まれるんや
自分が成長しないとその壁は破れない
ほんまでんな 楽笑』
■当「AMIニュース」のバックログは、
http://www.web-ami.com/mailnews/main.html
でご参照ください。
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