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2008年4月29日 (火)

時間を流すな

■「時間を流すな」

皆さん、二谷友里恵さんって、ご存じですか?

少し、旧聞なのですが、もう20数年前に、歌手の郷ひろみさんと
結婚された方です。

結婚ビジネスというか、その時に出版された「愛される理由」という本を
当時、勤めていた会社の女性社員から借りて読んだ事があります。

内容は、松田聖子さんとの競争で勝ち取った郷ひろみさんをのろける
事が殆どだったのですが、
その中で、父の二谷英雄さんが友里恵さんに
「時間を流すな、時間を迎え撃て!」
と教えた事が紹介されていました。

私には、この
「時間を流すな、時間を迎え撃て!」
のフレーズが唯一、心をゆさぶった言葉だったのです。

注)90年に出版されて、70万部のベストセラーとの事です。

「雑学」って、結構、重要だと思いますね。

こんな本って、オレに何か関係あるのかな?
と思っていたのですが、大いに心を揺さぶったのです。

私は、3人の息子がいるのですが、
二谷さんのような教育が出来ているか?
疑問なのです。

息子たちに聞かないと分らない事なのですが、
彼らの心に磁石のように貼りつく言葉をかけていたか?
と思うと少し寂しくなります。

皆さんは、家族にどんなメッセージを贈っていますか?

【この続きは下記をクリックしてください】
http://www.web-ami.com/siryo.html

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2008年4月19日 (土)

看脚下

■「看脚下」

前号の「十牛図」は、禅の悟りにいたる道筋を10枚の絵で表したものでした
が、如何でしたでしょうか?

「難しいなぁ~!」
という声が届きました。

今回も禅の言葉で「看脚下」をご紹介します。

ところで、皆さんは人生で一番悩んだ時はいつでしょうか?

誰でも「悩み」「苦しむ」という時期が必ずあると思います。

私もサラリーマン時代の23年間、独立して経営者として13年間、
何度も何度も悩み苦しんで来ました。

そのような時に思い出す言葉があります。

★「看脚下」★

禅宗のお寺に行くと玄関口に掲げられている言葉です。

「足元を見よ」と書いてあるのです。

一般的には、「下足を散らかすな!」という警告になっているのですが、
本来の意味はもっと奥深いのです。

この「看脚下」は、五祖法演(ほうえん)襌師(宋時代)と
弟子たちの話と言われています。

法演襌師と弟子たちが闇夜に提灯の灯りを頼りに寺に帰っていた時に、
手にしていた灯火が、突然、消えてしまったのです。

もちろん、闇夜ですから弟子たちは不意をくらって慌てふためくのです。

この時、法演襌師が
「さあ、自己の見解を述べよ」
と命じたのです。

さすがに禅宗ですね。

こんな事件から問答が始まるのですね。

弟子たちは困り果てるのですが、その中で、園悟克勤は
「看脚下(足元を見よ)」
と答えたのです。

真っ暗闇になると何も見えないので大騒ぎするのですが、
足元を見ていると目が暗闇になれて来てダンダン見えてくるのです。

足元さえ見えれば、大体の方向性が分かっているので、
一歩ずつ進めるのです。

そういう事から、
「人生には、今まで拠り所としていたものが、急になくなる時がありますが、
 そういう時は、慌てずに身近な所に目を向けると
 自ずから解決策が見えてくる」
という教えなのです。

「品質保証」を担当している方なら、この事がよく分かると思います。

トンでもないクレームが発生しても、
大騒ぎしているだけでは何も解決策は見えてこないのですが、
冷静に、現象を仕分けて行くことによって「手掛り」が見えてくる
のです。

「クレーム」と怖れているうちは、何も見えないのですが、
「客観的」に「現象」を層別分類する
というシンプルな手順でハッキリと原因が見えてくるのです。

このように、「看脚下」は、
「慌てるな、手のつく事から始めよ」
という教えなのです。

■「失敗大賞」

私は、サラリーマン時代もいろんな事で悩んだのですが、
独立してからの悩みは「金」という面が強く絡む「悩み」になって
押しかかってくるのです。

ある会社では「失敗大賞」という表彰制度で人材育成しているそうですが、
「失敗」=「損失」=「資金繰り」
と連想するのは、貧乏会社の為なのでしょうか?

なかなか「失敗大賞」とは行かないものです。

ところが、逆転の発想をすると
「失敗した」という事実は、その社員がチャレンジした証なのです。

★このチャレンジ精神が大切なのです。

「減点主義」ならば、誰もチャレンジしなくなり、
会社は「尻細り」の状況に追い込まれます。

「チャレンジ」したことを表彰すれば、失敗したと落ち込んでいる社員に
「大感動」を与えることに繋がると思います。

それにより「失敗」を恐れない風土が築かれて行くのです。

まさに、経営者の「器量」が問われます。

「看脚下」という禅の言葉のように、
社員が失敗して「お先真っ暗」な心境の時に
社長の「よくぞ失敗した」の一言でパッと明るくなり、
さらに、「チャレンジするぞ!」と勇気が湧く
のです。

おたくの会社は、
「何もチャレンジしない」社員を大切にしていませんか?

「亡国の兆し」ですよ!


■まとめ

・「足元」さえシッカリしていれば、慌てたり不安にかられる必要はない

・「客観的」に「現象」を層別分類する

・「何もチャレンジしない」・・「亡国の兆し」!

■当「AMIニュース」のバックログは、
http://www.web-ami.com/mailnews/main.html
でご参照ください。

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2008年4月18日 (金)

「オーラ」について

■「オーラ」について

皆さん、ご自分の「オーラ」って、想像できますか?

実は、3月に「オーラ」を測定する機械で計測して頂きました。

ある展示会のブースに行列が出来ていたので、
私も関心をもって並んでみたのです。

それが「オーラ」を測定する機械メーカーのブースだったのです。

アンケートに「機械を斡旋する」という風な欄にレ点を入れたら、
無料でフル診断をしてくれました。

機械は、正面にカメラがあり、左の手のひらに幾つかの電極を当てて
測定する仕掛けでした。

フル・レポートは、A4版26頁の小冊子にして手渡されました。

私の「オーラ」は、青色で、90%の輝きとありました。

青色は、世話好き、サービス精神旺盛、お人好しとの事です。

90%は、パワフルな状態だそうです。

このような、概要的な診断は無料であり、
有料だと、
7つのチャクラの状況とオーラの色分析・エネルギー状態の診断
がついています。

私は、この類は余り信じない方と思うのですが、
レポートを読んで行くと意外に当っていると思うのです。

業者は、4000円と言っていましたが、
このレポートで「何か」に気づけば、安いものです。

私は、実は、デジタル的な人間で、
常に、何かに集中していないと落ち着かないのです。

集中する事がなければ、ムダに時間を流すのは好まないのです。

だから、お茶を飲みながら世間話というのは性に合わないのです。

また、一度、うまく行かなくなるとホントに落ち込む性格なのです。

このレポートでは、
★楽しめるものを探しなさい
★毎日、いやしながら一日を終りなさい
と書いてありました。

今日、一日を振り返って、よかった事に酔いしれるのです。

自己満足ですが、それが一番のリフレッシュ法なのです。

そして、「散歩」をして基礎運動を行なうとより強い「オーラ」を
発するようになるとの事であります。

意外に、これらも思い当る節があるのです。

興味のある方は、ご連絡ください。

業者さんをご紹介します。

★「AMIニュース」のご案内★
当社のお客様向けに「AMIニュース」というメルマガを07年3月から
原則、週1回(土曜日)に発信しています。あるお客様では、印刷して
社内勉強会の教材にして頂いているとの事です。
サンプルを参照して頂き、申し込みのメールをお待ちしています。
もちろん、無料でお送りいたします。
参照&申込:http://www.web-ami.com/mailnews/main.html

◆皆様にQ?

あなたの「オーラ」をご存じですか?

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2008年4月14日 (月)

十牛図

■「十牛図」

「十牛図」は、禅の悟りにいたる道筋を牛を「幸せ」に例えて、
それを追い求めるプロセスを10枚の絵で表したものです。

「悟り」を開くとは、現実の世界では「人生観」を得ることにつながると
思います。

禅は、本来、この世を強く生きるための知恵でもあります。

私は、禅の解釈にこだわらずに、現実のビジネスの世界に照らして
まず、十枚の絵をカンタンにご紹介したいと思います。

1.尋牛(じんぎゅう)位

  牛(幸せ)を捜そうと志す事であり、マンネリから脱出を決意する事
  であります。

  この決意(初発心)が重要なのです。

  ビジネス的には、長いマンネリに浸っていたが、
  「このままではイカン」
  と一念発起して、改善しようとすることに繋がります。

2.見跡(けんせき)位

  苦労してやっと牛(幸せ)の足跡を見つけるという絵です。

  ビジネス的には、マンネリを打開する方策を探すのですが、
  苦労を重ねて、その手掛りを見つけた状態です。

3.見牛(けんぎゅう)位

  足跡を追っていくと木の陰に牛の半身を見つけるという絵です。

  ビジネス的には、その脱マンネリの手掛りをたぐって行き、
  具体的な打開策が見えて来て、少し光明がさしてくるのです。

  しかし、まだ牛(幸せ)の半身なのです。

4.得牛(とくぎゅう)位

  静かに牛に近づき縄をかける絵です。

  ビジネス的には、その打開策を絞り込んだ状態なのですが、
  まだまだ自分のものにならないのです。

5.牧牛(ぼくぎゅう)位

  逃げようとして暴れていた牛がやっとの思いで慣れて牛を飼い育てることに
  成功する絵です。

  ビジネス的には、打開策を手に入れて、これから実践段階に入る段階です。

  しかし、現実には、いろんな障害が待っているのです。

6.騎牛帰家(きぎゅうきか)位

  荒れ狂った牛も今は全く手慣れ純和な牛となり、その牛の背に乗り家へ
  むかうことであり、悟りがようやく得られて世間に戻る姿をいう絵です。

  ビジネス的には、幾多の障害を解決して、ノウハウが蓄積されて、
  その打開策が自社のものになりつつある状態で、、
  期待感が高まって来た心境を指します。

7.忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん)位

  騎牛帰牛で牛と自分が一体になってのですが、
  実は、牛(幸せ)は外のものではなく自分の内にあるものであるということを
  知った姿を表す絵。

  ビジネス的には、苦労を重ねてえた打開策がうまく展開し始めて、
  改善の効果が出て来て、ワクワクしている状態であり、
  一体感が高まっている状態。

8.人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう)位

  すべてが忘れさられ、無に帰一すること。
  悟りを得た修行者も特別な存在ではなく本来の自然な姿に気づく。

  ビジネス的には、打開策が定着して順調に進展して、
  それまでは、とやかく注意する場面もあったが、皆が自分のものになり
  風土として定着した状態になる。

9.返本還源(へんぽんげんげん)

  原初の自然の美しさがあらわれてくること。
  悟りとはこのような自然の中にあることを表す。

  ビジネス的には、風土化してうまく展開しているので、
  最初に苦労した打開策を得ようとした努力が不必要になるのです。

10.入てん垂手(にってんすいしゅ) - まちへ...

  悟りを得た修行者(童子から布袋和尚の姿になっている)が街へ出て、
  別の童子と遊ぶ姿を描き、人を導くことを表す
  「てん」は汚染した俗界のこと。

  ビジネス的には、このうまく行った成功事例をオープンにして
  広めようとする事を指します。

参照:廓庵禅師 十牛図
http://www.sanbo-zen.org/cow.html

注:私は、禅の専門家ではありませんので「浅学」に過ぎません。
その為に、禅的には誤りかも知れないことをお断りしておきます。

■「十牛図」に学ぶ

私は、この十牛図に学ぶ点は多いと思います。

十牛図は、マクロに考えると
「カオス」(混沌)→「ノモス」(制度)→「コスモス」(秩序)
という状態の変遷を説いているように思います。

禅の世界では、個人が「悟り」を得ることを求めますが、
ビジネスでは、集団が「悟り」を得る必要があるので、困難度が違います。

私は、3月29日号で、「改善の4人衆」として
1)トンでもないことを言い出す人
2)そのトンでもないギャップを埋める方法をヒラメク人
3)そのヒラメキを徹底して実践し「術」化する人
4)その「術」を横展開する人
と4つの役割をご紹介しています。
参照:http://www.web-ami.com/mailnews/080329.html

十牛図では、「カオス」に直面して「これではイカン!」と一念発起して
初発心(修行にはいる)する事が第一歩なのですが、
ビジネスでは、まず周囲から「トンでもない」と非難されるようなことを
言い出す事から始まるのです。

「十牛図」的に表現すれば、
「尋牛」→「見跡」→「見牛」
と進むのですが、
「改善の4人衆」では、役割分担していますので、
1)の「トンでもないこと言い出す人」は、「尋牛」に相当して、
2)の「ギャップを埋めるヒラメキの人」は、「見跡」(手掛り)から
「見牛」(半身)へと進む状況に相当する
と考えます。

さらに、3)「徹底して術化する人」は、
「得牛」→「牧牛」→「騎牛帰家」
の段階に相当すると思います。

そして、4)「横展開の人」は、
「忘牛存人」→「人牛倶忘」→「返本還源」→「入てん垂手」
に相当すると思います。

「餅は餅屋」とか「文殊の知恵」とか言いますが、
「役割分担」をしないと集団では実践が難しくなります。

ところが、状況の芳しくない会社では、「他人」を攻めるばかりで、
自分が動こうとしないのです。

モメゴトを孕んだ状態では、組織が活性化する訳がありません。

「~~しましょう」という運動で改善が進むのであれば結構なのですが、
多くの場合、「掛け声」は空しく響くだけであります。

やはり「術」に落とし込んで、具体的に示す必要があるのです。

「ノモス」は、人為的なものであり「制度」などを指すのですが、
私は、「術」という具体的なもので即実践できるようにする事が大切
と考えます。

ドンドン「術」で具体的に成果を出すことによって、
人が変わってくるのです。

「コスモス」(秩序)という状況は、
その「術」が当たり前になっている状況と言えます。

しかし、折角、「コスモス」という状態になっても周囲の環境が変化して
一挙に「カオス」に戻ってしまうのも事実です。

「気を緩める」ことを戒めねばなりません。

大企業では、R&Dを専門部隊が行いますので、定期的に新製品が出るなどで
陳腐化を防ぎますが、多くの中小中堅企業では、この辺が弱いのです。

■「楽笑」の場合

このメルマガで毎号「楽笑」さんの「訓」をご紹介していますが、
シンプルな言葉で「気づき」を喚起されています。

楽笑さんは「夢」「笑」「楽」の3文字をキーにして、
いろんな「訓」を「元気が出る本」に書いておられます。

★「元気が出る本」(楽笑著 1000円)は、丸十MBAさんのネット通販
http://maluju-mba.com/shop/31_70.html
で購入する事が出来ます。

禅では、「悟り」を開くのに「修業」が必要ですが、
楽笑さんは、
『一生懸命だと知恵が出る
  中途半端だとグチが出る
  いい加減だと言い訳が出る
    手ぬきなや~:楽笑』
とシンプルに戒めておられます。

たしかに、「知恵」がドンドン湧いてくる会社は強くなりますね。

その反面、「グチ」や「言い訳」が蔓延するようでは、組織の規律が乱れて、
ついには「どうでもよい」という気持ちが湧くようになってしまいます。

管理者として、「グチ」や「言い訳」を見逃してはならないのです。

私は、そういう意味の「手ぬきなや~」という言葉だと思っています。

「ノモス」(決りや制度)を折角、作り上げても、
社員の皆さんが実践せずに、「グチ」や「言い訳」に終始するようでは、
「ノモス」が崩れるだけです。

「鬼」のような管理者がいて、組織風土の乱れに注意する必要があるのです。

社員さんは、「甘い」も「辛い」もよく知っています。

「甘い」と見抜かれると収集がつかないのです。

私は、トヨタの鍔本先生から「管理者の3つの仕事」として
・目標指示
・部下育成
・問題解決
を教わっています。

この最初にある「目標指示」を出して、PDCAのサイクルを回すのが
管理者の基本なのですが、
「目標」を出したは良いが、「出し放し」に終わる
のでは、「部下育成」に繋がらないのです。

必ず、実践の状況をチェックする必要があるのです。

カンタンに「あれ、どうなっている? 次は、いつ?」で良いのですが、
こんな短い言葉すら投げかけられないのです。

「手ぬきなや~」

ホントに、そんなカンタンな事が重要なのです。

■まとめ

・「カオス」(混沌)→「ノモス」(制度)→「コスモス」(秩序)

・『一生懸命だと知恵が出る 中途半端だとグチが出る 
   いい加減だと言い訳が出る 手ぬきなや~:楽笑』

・「あれ、どうなっている? 次は、いつ?」


■当「AMIニュース」のバックログは、
http://www.web-ami.com/mailnews/main.html
でご参照ください。

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2008年4月 6日 (日)

変革の4月

私は、毎年4月になると
「変革の4月」
と言って行動を変えようとしています。

何もしないでいると「マンネリ」の中で退化が始まるのです。

そのように陥らないように「変革の4月」と心の中で叫んでいます。

皆さんは、この4月に「何」を変えようとしていますか?

服や靴などを新調するのも良いですね。

「春財布」と言って、財布をこの時期に新調するのも良いそうです。

さて、そういう「物」による気分転換も良いことですが、
実は、私は、サラリーマン時代から
「変革の4月」
という習慣をもっています。

入社2年目に、上司の十河専務(当時)から昭和49年3月のある日
「とっちゃん、もう先輩になるが、何か成長しているか?」
と聞かれたのです。

「ハッ!」としますよね。

グイっと心に突き刺さったのです。

私は、この十河さんの言葉から、
「伸びシロ」
って言葉を思い浮かべたのです。

一年たって、春になり定期昇給で給料をアップしてもらうのですが、
「そのアップ分に見合う『成長』が出来ているか?」
と疑問に思ったのです。

この『成長』が「伸びシロ」なのです。

毎年々々、定期昇給するので「伸びシロ」も毎年々々必要になるのです。

最初のうちは「経験」を積むことで「知恵」もついて来るのですが、
事務系の仕事は、カンタンに済ませば、覚えるのに3日も要らないのです。

「誰でも出来る」ようになっているのです。

これでは「マンネリ」で「伸びシロ」がゼロになり、
ついには、マイナス成長になりかねないのです。

そこで、私の出来る事として
「コンピュータ導入」
という事を心に誓ったのです。

当時のトヨタ自動車は大変なコンピュータ嫌いで
「販売店には、コンピュータ導入は不要」
という方針がありました。

自社だけではなく、天下のトヨタ自動車という高い壁が立ちはだかったのです。

この辺の事情は「すべてはクルマが売れるコンピュータで始まった」をご参照
して頂きたいと思います。
参照:http://www.web-ami.com/cl/002.html

■「壁」を突破する

職業人として35回も「変革の4月」を迎えています。

この間に、私にも色んなドラマがありました。

何度も、大きな「壁」が立ちはだかる時があったのでした。

特に、コンサルタントとして独立してからのドラマは
「波乱万丈」
という表現がピッタリです。

ホントに濃縮された13年間でした。

楽笑さんの「元気の出る本」の66頁に
『桃が割れて桃太郎が生まれるのではない 
 桃太郎が成長するから生まれるんや
 自分が成長しないとその壁は破れない
         ほんまでんな 楽笑』
とあります。

私も、「壁」を突破することで大きく成長させて頂きました

★「元気が出る本」(楽笑著 1000円)は、丸十MBAさんのネット通販
http://maluju-mba.com/shop/31_70.html
で購入する事が出来ます。

例えば、この1年間を振り返ると
1)「ネット販促」という事で自社の実験ができた
2)「改善」x「システム」で2社のお客様で喜んで頂いている
3)丸十服装の西川会長の夢であるNewビジネスモデル構築に貢献している
などが上げられます。

「伸びシロ」という面でも充実した「58才」だったと思っています。

私は、今年59才になりますし、会社も創業13年になるという事で
「伸びシロ」
という面では、普通ならば困難になってきます。

私は、お蔭様で社員にも恵まれましたし、お客様にも恵まれています。

今年の「変革の4月」では、
1)丸十MBAのNewビジネスモデル成功への全面的支援
2)京都のお客様の大阪進出の支援
3)大阪のお客様の新システム構築の支援
などでチャレンジします。

特に、1)では、「インキュベーション」という言葉がありますが、
新会社のビジネスモデルに若い有能な人を育成するという目的もあって、
私の経験を活かした手法を開発したいと思っています。

候補になる若い人が出てきていますので、「桃太郎」が生まれるのを
楽しみにしています。

■まとめ

・「伸びシロ」

・『桃が割れて桃太郎が生まれるのではない 
  桃太郎が成長するから生まれるんや
  自分が成長しないとその壁は破れない
          ほんまでんな 楽笑』

■当「AMIニュース」のバックログは、
http://www.web-ami.com/mailnews/main.html
でご参照ください。

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2008年4月 2日 (水)

MBAニュース

まいどおおきに、丸十MBAの西川典男です。

ようやく、桜の花も見所になって来ました。

今日、4月1日は、「エイプリルフール」ですが、
この記事は真剣に書いていまっせ。

みなさん、当社のホームページが正式にオープンしました。
http://maluju-mba.com/

まず、オープン記念に「楽笑」さんの手書き額を期間限定で
「寄道 脇道 廻り道 ままにならない人の道 まけたらあかんで」
「ありがとう その一言が花になり」
「くる人 くる人 みんな福の神さん」
の3点で掲載しています。
http://maluju-mba.com/

楽笑さんの味わい深い自筆の額ですが、今日掲載の3点は、飲食業さんに
ピッタリの商売繁盛の額と言えます。

ある飲食店では、レジの後ろに「ありがとう その一言が花になり」を
掲げて、読まれたお客様から「いい言葉やね」と言われたそうです。

店員さんも「ありがとう」を励行されているそうです。


■元気が出る本コーナー

さて、今回は楽笑さんの元気が出る本「笑てなはれや~」(定価1000円)の
24頁にある
「お迎え参歩に 見送り七歩 今日も感謝でえびす顔 
         笑う門には客がくる~感謝の心を忘れなや~」
をご紹介します。

私は、この訓が好きです。

楽笑さんは、商売繁盛のコツとして、お客様が見えたら3歩進んで迎える、
そして、お帰りになる時には、その倍の7歩進んでお見送りするのが大切と
おっしゃっています。

お客様が来ても会釈もしないで知らん顔している、そして、お帰りなる時、
さっさと後ろ向いてしまうという店員が多くなっています。

こんな状態では「えびす顔」になれる訳がありません。

まず、商売人としての基本である「お迎え」「お見送り」を「えびす顔」で
実行するように躾ける必要があると思います。

そうすると「笑う門には客がくる~感謝の心を忘れなや~」も
自然と理解できて、身につくようになるのです。

こんな「なにわ商人の知恵」がイッパイの本を通販で販売しています。
http://maluju-mba.com/shop/31_70.html

よろしくお願いします。

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