早いものですね、今日は12月1日です。
公私ともども忙しいですね。
昨日は、お客様の会議後、忘年会に参加しました。
数字が良い時の「宴会」は楽しいですね。
そんな風に、いつもありたいのですが、
世の中は厳しいですね。
さて、1年を締めくくり、次年度の計画や展望を考える時期であり、
「利益計画」の作成に追われている方もおられると思います。
そこで、まず、今年を振り返って見て、
皆さんの感想は、
☆もう、12月? 今年は何もできなかった!
☆まだ、12月? 今年はいろんな事が出来た!
のどちらでしょうか?
という質問を投げかけたいと思います。
一度、今年を「一言」で表せば、何になるか考えてみてください。
実は、私は、恥ずかしいのですが、
☆もう、12月? 今年は何もできなかった!
の方です。
「えッ!経営コンサルタントじゃないんすか?」
という声が返って来そうですが、
「現実」を受け止めるしかないのです。
何も怠惰に終った訳ではないのですが、
お客様のご都合もあって「予定」が滑った
のです。
その分、来年が楽しみなのです。
「じゃ、実際に「何」に取り組んで来たか?」
と申しますと
「陳腐化しない」
という思いで自己革新の機会をメイクして来たのです。
すなわち、
★社内的には、
・前澤さんがWeb技術でフラッシュ化を効率よく実施できるように
なったこと
・このメール・ニュースを発行して約200件に送るようになったこと
★社外的には、
・BBC4ITやSASのセミナーに出て勉強する機会が出来たこと
・お客様とNewビジネス・モデルを構築することに着手したこと
・何よりも見込み案件が増えたこと
などに取り組んだことなどです。
■「3つのコツ」
「陳腐化」しないということ、すなわち「時代遅れ」にならない事です。
ちょっと身近な話ですが、
先日、20年近く愛用していたセイコーのドルチェが壊れたのですが、
その機会に、ソーラー発電・チタン素材の時計を買いました。
これが「時流適応」なのか?
と言われると辛いものがありますが、
★「より若い人に近づきたい」
という思いもあって、購入したのです。
11月26日 (月)のNHK「視点・論点」で、
NPO法人コミュニティ支援センター理事長の相原和幸さんが、
★「退職後の雑学生活入門」
という題で興味深い話をされていました。
要点をご紹介すると
★1)「場読能力」・・その場の空気が読めることが大切なのだが、
自分がシルバーになっているのを忘れて、自分中心の発言・行動になり
地域社会などの周囲から嫌われる
★2)「目線効力」・・相手がどんなに年齢差のある若者でも、知識や経験が
自分より少ない人にも、決して、上から見下ろすような態度を取らないことで、
常に対等の目線でお付き合いをすることが重要である
★3)「失敗話力」・・、「他人の不幸は蜜の味」という言葉があるが、
「失敗話力」を身につけて、自分の欠点や、失敗談を少々面白おかしく
フランクに話せる会話力を身につけること
という3つがコツなのだそうです。
なかなか興味深い内容なので、シルバーの方に限らず身につけると役立つ話
が満載されていました。
さらに詳しくは、
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/5843.html#more
をご参照ください。
自己弁護になりますが、
クライアント先の社員さんを巻き込むことが成果に大きく影響する
そういう仕事なので、
この「3つのコツ」は、
ホントに心に磁石のように食い込みました。
もっともっと、若く柔軟性に満ちた存在になりたい
と思っています。
■「時流適応・力相応・一番主義」
船井先生の言葉に「時流適応・力相応・一番主義」があります。
つねに「時流適応」する必要があるのです。
先の「3つのコツ」も重要ですが、
★いろんな機会を捕まえて「時流」との「ズレ」を認識する努力
が大切と思います。
私は、本年、いろんなセミナーに出掛けて勉強する機会を持てました。
IT関係のセミナーでは、カタカナ語や3文字省略語などが乱発されますが
基本的なベースは、何も大きく変化していない
という感じだったので、「ズレ」を微調整するだけで済みました。
参照:「3PL」・・生産(Product)・販売(Sales)・在庫(Inventory)
しかし、「時流適応」という点に満足している訳には行かないのです。
その「時流適応」していると思う「事柄」が、
★「力相応・一番主義」で実践できるか?
という点が大事なのです。
私は、評論家みたいなコンサルタントで終わりたくないのです。
社名のAMIは
Advanved Management with Information
の頭文字であり、
フランス語で「仲間」という意味を持っています。
「力相応・一番主義」で実践できる部分で、クライアントの一員となって
★一緒に働きたい
と思っているのです。
私は、毎年、この時期に一年の「棚卸」をして、
「回顧と反省」
を行って、そこから生まれる「展望」を描くようにしています。
これは、トヨタオート大阪時代から身につけています。
単なるシステム部門に終わらずに、
自ら求めて「新しい技術」にチャレンジしていました。
N生命では、ホストとオフコンを接続するAPPCという手順に挑戦し、
その技術で、
トヨタとのSNUF方式での接続や部品共販と「改造全銀手順」に挑戦し、
社内にその技術を活かすことができました。
また、「MRP」という生産管理システムも経験して、
自社で「JIT方式」で仕組みをつくる時にそのノウハウを活用しました。
ともかく、コンピュータ・メーカーの営業員が
「栩野さん、今年くらいは何もせずいたら」
と言ってくれるほどにチャレンジしました。
このチャレンジ精神があるから、
当時、8名いた部下たちもついて来てくれたと思っています。
今、58歳になり、小さなコンサル会社を経営しているのですが、
このチャレンジ精神をベースにして来ました。
自社の体力に応じた「一番」を見つけよう
という意味です。
「一番」という事を見つけることでチャレンジが始まるのです。
「一番になりたい」という思いが、社員全員が共有しアクションできる
という体質・風土づくりがベースとして重要です。
当社は「Web2.0」時代に適応して、
しかも、コンテンツづくりで具体的に貢献できる
というスタイルのコンサル会社です。
システム開発においては、「プロジェクト」志向で、
単に、お客様の要望を伺って、受身のシステム開発に留まるのではなく、
コンサル的に、まずは、現実の問題点を洗い出して、
「改善」x「システム」
という二刀流でプロジェクトをリードして行くスタイルです。
自分たちが発信する「影響力」で社員さんを巻き込む方式なのです。
社員さんを巻き込んで、
「思い」を共有する「人づくり」
を目指しています。
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