感謝の気持ち
船井先生は「過去オール善」であり、「必要必然」と教えてくださっている。
どんな事態が起こっても、それは必要必然で起きたので、人を恨んだり、怒ったりするのではなく、まず、素直に事態に直面して「感謝」の気持ちで対処するのが最善の策であると教えてくださっている。
あるお客様は「紹介して来る客は、全部、他所で買うことを決めている」と話し、その上、「値段の事をいうのでネットで買って、その辺の工事屋に頼んだらいい」と言ったとの事である。
感謝の気持ちが欠片もない。
感謝の気持ちがあれば、自店にわざわざ来てくれた事に感謝して、誠意を込めて商品を説明・実演してあげれば、警戒感も解けてくる客もいる筈である。
その商品に他社との取り組みの違いを理解すれば、その価値を買っていただけるチャンスなのだが、逆に、トンでもない応対をしているのである。
「売りたい」気持ちが表に出て来ては、一見客のハートをつかむ事ができない。
どんな人でも温かく接客されれば「気持ち」がほぐれるのである。
商売の道を知らないこと甚だしいものである。
船井先生は「素直・プラス発想・勉強好き」が成功のコツと教えていたが、最初の素直という面で欠けていては、話にならないものだ。
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