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2006年10月15日 (日)

宥和か融和か

国連が北朝鮮への制裁を決議した。

これにより韓国の太陽政策のあり方も取り上げられている。

宥和と言うのは寛大に接してと言うが結局「大目にみる」という事であり、融和はとけ込んで双方が仲良くなる事とは違うのである。

6カ国協議は、話し合いで関係者が歩み寄り解決するというテーブルにつく事がベースにする「融和」であると思う。

今回、韓国も中国もロシアも国連決議に賛成したのは、融和という事は無理であると判断した結果とも言える。

融和には毅然たる処置が反対側にあり、宥和には相手の言い分に合わすという処置しかないのである。

言い分が通る間は、ならず者は増長するばかりである。

やはり、毅然たる態度を貫くことが長期的に大切である。

安倍首相は、独自の制裁を厳しく発動しているが、目先のリスクに押されずに毅然として発動した事を評価すべきと思う。

しかし、リスクに備えることが急務になって来ているのも事実である。

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