華ということ
「華がある」という表現がある。
何事も「華」がある方が、良いに決まっているが、しかし、金もかかる。
大恩ある福井社長(私のサラリーマン時代)は、「栩野君、プアーな発想はダメだよ」と何度も教えてくださいました。
福井さんは、サービスには金がかかるという事を理解されていて、コンピュータも当時、超一流であったIBMを選んでくれた。
しかし、現実に一般大衆を対象とする販売店や小売店のコンサルをしていると「華」を上手に活かすのは難しい。
トヨタ自動車がレクサス店網を構築しているが、一部の層には「華」のあるサービスを理解されるだろうが、大多数の層にはそれが受け入れられるか疑問である。
高い固定費を活かすには、それを好む客層が必要になる。
私は、「華」のあるサービスを提供できる店をつくりたいと思っているが、自動車ですら難しいので、その他の業界では、その実践法を工夫する必要がある。
その工夫を練って、新しいノウハウに仕上げたいと思っている。
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