「障子を開けよ!」について
今日、初めて書き込みます。
どんな人に読んでもらえるか、ドキドキ、ワクワクしています。
ところで、「随処作主 立処皆真」って、ご存じですか?
えっ!タイトルは「障子を開けよ!・・」じゃないかって、聞こえそうです。
でも、この言葉がポイントなのです。
いきなり難しい話になりますが・・
「随処作主 立処皆真」は、「随所に主となす、立つところ皆真なり」と読みます。
禅の言葉です。
意味は、どんな境遇や仕事などに遭っても、逆境にめげずに、その主人公になった気持ちで勉励すれば必ず道が開けて正しい成果が得られようになるという教えです。何事もやらされる気持ちで仕事するのではなく、自分が主人公だと思い、自ら引っ張って行く気持ちを持ち続ければ、必ず成功すると教えています。
私は、もう11年間、経営コンサルタントをしています。
サラリーマン時代もトヨタ系販売店でよく似た仕事をしていましたので、通算すれば34年になります。この34年間にいろんな人と出会いました。
「障子を開けよ!外は広い」という言葉に出会い、一生忘れない言葉の一つとなりました。
豊田喜一郎が父(佐吉翁)からかけられた言葉です。父の自動織機に甘んじることなく、自らは国産自動車にチャレンジしたのです。「愛語回天」とは、このように相手を思った言葉をかける事によってその人の人生を変えるという意味を持っています。
喜一郎は、大変な苦労をされたのです。それを支えた人たちは尚更です。こんなトヨタの大きな変革でなくても、私たちが日常、展開している改善の現場で、チェンジ・リーダーとして「変革」を志した人達のドラマには、この「随処作主 立処皆真」の精神があるように思います。
そんな変革する人・・喜一郎みたいに大きくはなくても・・また、過去ばかりでなく、最新情報を交えて・・をブログでご紹介して行きます。
どんな事例が出るか、楽しみにしてください。
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